雑談力で差を付けよう・・「超一流の雑談力」

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私は会社員時代、営業マンでした。

仕事自体好きになれなかったのもありますが、

とっても営業が苦手だった思い出があります。

 

逆にセールスを上げている営業マンを見て、

いつも「なぜあの人はあんなに売れて、好かれるのだろう・・・」と感じていました。

先輩や上司にも言われてきたいた事ですが、

世の中ではセールスとは仕事の話より雑談を多く話せ、と言われています。

 

雑談力を手に入れれば、これから個人の営業も上手くいくのでは・・

そんな思い出から手に取った本です。

 

雑談の始め方

まずは初対面で雑談を上手くするにはどうすればいいか、と言うポイントです。

まずは通る声、高い声を出しましょう。

自分でドレミファソラシド・・と言ってみて下さい。

その時のファかソの音を出すとそれが一番親しみやすい声となります。

 

そして話す際はノープランで話すのではなく、

何が目的なのか、どこに結論を置きたいのかを意識して会話して下さい。

最初は当たり障りない話で構いません。

対象の方に何を聞きたいのか、を最初に決めてから会話へ臨みましょう。

 

適当な相槌を打たない

よく営業マンを相手にすると

「なるほどー」や、「そうですねー」等と言う言葉を聞いた事があるかも知れません。

 しかしこれは良くない言葉です。

適当な相槌は相手に不快感を持たせてしまうだけではなく、

商談ごとダメになってしまう可能性があります。

 

ただ聞くだけではなく、自分の見解も示しましょう。

「〇〇について勉強不足だったのですが、

 例えば〇〇とはこう言うものなのでしょうか。是非教えて頂ければと思います。」

と言うようにすれば、

相手の言葉をちゃんと聞いていると言う姿勢もアピールする事が出来ます。

 

他にも会話の中で分からなかった場合、

その言葉をメモ、ノートに取ると言うのも効果的です。

 

雑談は日常でトレーニングが出来る

雑談は日常の中でも鍛える事が出来ます。

例えば、エレベーターに乗っている時、「何階ですか?」と聞いてみたり、

レストラン等の飲食店で「すみません」と店員さんを呼んでみましょう。

この時、ドレミファソラシドのファかソになっている事を意識付ける事をお忘れなく。

 

人生を変えるヒント

雑談はまず何をこの人と話したいのか、と言う事から始めましょう。

そして準備が出来たら当たり障りのない事から始めて、

少しずつ目的に寄せていくような会話術を意識しましょう。

 

その際、声は低くせずに高い声を意識して、

適当な相槌は打たず、真剣にあなたの言葉を聞いていますよ、

と言うアピールを忘れずに行動出来るようにします。

 

個人の仕事でもやはり営業は必要です。

超一流の営業マンになる為にも、雑談力は必ず役に立つはずです。

 

 

「超一流の雑談力」著:安田 正 出版社:文響社