人間関係で衝突しない為に・・「感情的にならない気持ちの整理術」

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会社員時代、私は人間関係で衝突した事があります。

何で言わないと分からないんだろう?

どうしてもいい顔をしてしまう自分が嫌だな・・等悩んでいました。

そんな時に購入したのがこの本です。

職場だけではなく、

プライベートでもなるほど!と思える気持ちの整理方法がたくさん載っている本です。

 

気持ちを整理するために、まずは脳のメカニズムを理解しよう

心が満たされていないと、人間は誰しも不満を感じる生き物です。

仕事で上手くいっていなかったり、愛情を受けていない状態の時に、

例えば電車が送れていて駅員さんに怒鳴ったり、

お店で何か不備が合った時に店員さんに文句を言っているような状況ですね。

 

自己愛が満たされればイライラする事も少なくなります。

仕事が辛いとか、恋人がいないとか、経済的に余裕が無いとか・・

そのような状況にあると人はどうしても不満状態に陥りやすくなります。

自分が置かれた環境の中で、自分の心が満たされるような環境を作りましょう。

 

嫌われたくないと言う気持ちが不機嫌を生む

皆さんもこの気持ちは大なり小なりあると思います。

嫌な仕事を引き受けてしまったり、行きたくない遊びについて行ってしまったり・・

その後後悔して自己嫌悪になるのは自分なんですよね。

断れないと言う気持ちの裏には嫌われたくないと言う気持ちが隠れています。

 

 自分の感情を裏切って行う行動は非常に不機嫌な気持ちを生みます。

これは例えば嫌な仕事を命令されても拒否出来ない部分にも似ています。

人一倍他人の気持ちに敏感な人は、このように不機嫌になってしまいます。

行かないときは行かない、やらない時はやらないとハッキリ口に出しましょう。

 

考えれば考えるだけ不安は膨らむ

例えば身近な事でも良くある事で、外出する際に

「雨が降ったらどうしよう」「道に迷ったらどうしよう」と考えてしまう人がいます。

外出する前にこのような事をたくさん考え、結局不安が心を満たしてしまい、

外出するのが嫌になってしまうのです。

 

逆に不安にならない人は、「雨が降ってきたらその時傘を買えばいい」、

「道に迷いそうなら携帯を使ったり人に聞けばいい」と悩む事をしません。

こう言った人は、結局悩むだけ損すると分かっているからです。

悩まない人が意識しているかどうかは分りませんが、

悩めば悩むほど不安が大きくなり、行動が阻害されてしまうのです。

 

自分の性格の偏りに気付く

あの人はどうして時間ギリギリに来るんだろう!?

あの人はどうして理解してくれないんだろう!?

会社員時代、私もこのような事で人間関係にトラブルを起こしてしまいました。

しかし、相手を非難する前に自分の性格の偏りに気が付けば良かったのです。

 

ビジネスマナーや学校でも5分前行動と教育され、

私はずっとこの行動を守ってきました。

ですから、取引先の営業マンが時間ギリギリに来て謝りもしないと、

「この人はちょっと失礼な人だな」と思っていました。

 

ですが、今の時代時間は非常に貴重ですし、

この人が私の所に来るまでに何をしていたのかを知りません。

もしかすると非常に重要な案件や道が混んでいたのかも知れない。

 

それに遅刻していた訳では無いのですから、

そう言った部分を許せなかった自分に非があるのではないか、

と最近は考えるようになり、偏りを無くそうと努力しています。

他人を非難する前に、自分の性格に偏りが無いか考えてみましょう。

 

人との距離感を近付け過ぎない

学生時代の友人たちとたまに会うと非常に楽しいですよね。

話も弾むし、懐かしいと言う気持ちにもなります。

この懐かしいと言う気持ちが何よりも人を楽しくさせている要素なのです。

年に二、三回しか会わない関係ですが、それだけで楽しいものです。

 

逆に職場の人間関係はどうでしょうか。

週に最低でも5回顔を合わせなければならず、

いくら気が知れた人間でもなかなかいつも楽しいとはいきません。

どんなに親しい友人でも毎日同じ部屋で過ごしたら、

イライラやストレスの原因になる可能性もあります。

 

人間関係はくっつき過ぎず、離れ過ぎずが丁度良いのです。

毎日顔を合わせても疲れてしまいますし、

逆に何年も音沙汰が無いと寂しくなります。

適度な距離感を保つ事を意識しましょう。

 

人生を変えるヒント

自己愛を満たすために自分の置かれた環境で自分が満足する環境を作りましょう。

ストレスは人生に於いて一番の敵です。

距離感を適切に保ち、嫌われたくないと言う気持ちも出来るだけ捨てましょう。

 

今回本を読んで感じた事はやはりサラリーマンはストレスの元だと言う事です。

恐らくサラリーマンをやっていると

ここに書いている全ての悩みが当てはまるのではないでしょうか。

無茶で無責任な事を言っているかも知れませんが、

出来るだけサラリーマンは辞める方向でいきましょう。